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RNAV方式の設計と原理(続・飛行方式設計入門)
個数

平成21年8月18日初版発行
鳳文書林:税込定価4,104円
2012年2月20日 再版
中西善信著


消費税8%対応済み

筆者(中西善信氏)の前書きからの抜粋

RNAV(広域航法)は空域の容量拡大や管制処理能力の向上のためのツールとして不可欠なものとなっています。「RNAV」の語が意図するところは、ここ数年で劇的に変化してきています。

長年、RNAVは「VOR」等の配置に制約されない任意の経路を設定・飛行する航法」として一般に認識されていました。しかし昨今、RNAVに対する考え方が大きく転換されてきました。すなわち、任意の経路が飛行できることに加え、「航法精度要件を規定する」あるいは「航法仕様を定める」ことがセットでRNAVに求められるようになってきたのです。このような流れを受け、2007年にICAOによって「ICAO PBNマニュアル」の最終ドラフトが完成され、RNAVの新たな時代が始まりました。

本書は「飛行方式設計入門」の続編であり、前著で触れることのできなかったRNAV方式の設定基準を解説することを目的としています。一方、昨今設定されているRNAV経路はPBN(性能準拠型航法)の概念に基づくものであるため、RNAV方式の設計について学ぶ上で、「RNAVとは」といったことに加え、「PBNとは」について学ぶことが非常に重要なものとなります。このため本書ではPBN概念の説明に多くのページを割くことにしました。また、設計の基準も、DME/DMEやGNSSといったセンサー別で語るのではなく、RNAV1やRNP APCHといった「航法仕様」別に解説することにしました。

一方、ページ数の都合上、エンルートRNAV方式については割愛させていただきました。

推薦の辞(航空局管制保安部管制課・前空域調整整備室長・倉富隆氏)から抜粋

本書はRNAV方式に的を絞ったもので、基準の背景にある「考え方」に対する理解を重視した構成となっている。とかく難解になりがちな専門的内容を初心者にも分かりやすいソフトな語り口で丁寧に解説している。また、基準となる数学的知識も随所に盛り込まれ、より深い知識の習得も可能としている。筆者の長年の経験に裏付けされた解説は説得力に富み、その内容は方式設計初心者から専門技能を有する経験者まで読者層を限定しない比類なき教材と言っても過言ではない。

筆者は「飛行方式設定基準」策定のための航空局作業のほか、ICAO飛行方式パネル等数多くの国際会議に参画、飛行方式設計者の訓練に関する国際基準等の策定にも深く関与され、その貢献度は極めて大きいと承知している。また、実際の方式設計業務の現場においても、自ら専門研修の講師として後進の指導・育成に努められ、その手腕を大いに発揮されており、関係者の評価も抜群である。

本書はRNAVの最新解説書として航空関係者必携の著であると確信をしており、是非多くの方々に熟読玩味して頂きたいと期待している。

RNAVとは
RNAVの歴史
RNAVの原理
FMSと航法データベース
PBN(性能準拠型航法)
RNAVの法的位置づけ
RNAV方式の設定に適用する基準
ウェイポイント
最小セグメント長
旋回空域
パスターミネータ
DME/DME RNAV
Basic GNSS
PBN概念に基づくRNAV
RNAV1
RNP進入
APV/Baro-VNAV

関連図書
RNAVハンドブック(PBNの理解と普及のために)
飛行方式設定基準
飛行方式設計入門
飛行方式ハンドブック

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