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 イカロス出版：2014年4月
128ページ：1,490円（税込み）
基礎からわかる旅客機大百科：航空知識入門編
ヒコーキ好き必携！航空知識の入門書
格安航空会社の出現もあり、ますます身近な乗り物になった旅客機。とはいえ、普段乗客が目にする機会のない装備も少なくなく、科学技術の粋を集めた旅客機の詳細については知らない人も多いだろう。
本書では、世界で活躍中の機種、各社が開発を競うシート、キャビンに必要な各種装備、さらには機体のメカニズムや性能などについて、豊富な写真とともに解説。
旅客機のすべてがわかる、航空ファンのための入門書。
【内容】
Chapter1
世界で活躍する旅客機たち
世界の旅客機 進化の航跡
ボーイング747とエアバスA380：空の常識を超えた新旧の巨人機
ボーイング787とエアバスA350XWB：高い燃費性能と快適性を追求
エアバスA330とボーイング777：3、4発機を衰退させた大型双発機
ボーイング737とエアバスA320：地味だけれども堂々たる「主力機」
ボーイング767と757：デジタル革命の先陣を切った姉妹機
ボーイングDC-9/MD-80/MD-90/717：メーカー盛衰の中を生きた名機
ボンバルディアCRJ、Q400、エンブラエル170など：人気高まるリージョナル機機
日本航空機製造YS-11と三菱航空機MRJ：再び羽ばたく「日の丸旅客機」
ブリテン・ノーマンBN-2、ドルニエDo228、ヘリコプター：離島の生活を支える
日本の航空会社が運航する旅客機
［コラム］貨物専用機：旅客輸送だけではないエアライナーの役割
Chapter2
旅客機のキャビンとサービス
ますます快適になる旅客機のキャビン
ファーストクラス：プライベートな“空の上の住まい”
ビジネスクラス：長距離路線ではフルフラット化が定着
プレミアムエコノミー：独立した客室にゆとりあるシート
エコノミークラス：シートと周辺機能は大幅に進化中
国内線：LCCの就航で進むサービスの多様化
LCC：一部の外資系では上級クラスあり
機内エンターテインメント：機内Wi-Fiを使った新サービスも登場
付帯設備：新サービスで大きく変わり始めた空の旅の印象
シートマップ研究：クラス編成やレイアウトは多種多様に
［コラム］スカイマークのA330とA380：2014年注目の新キャビン
Chapter3
いろいろなキャビン設備
ギャレー（機内厨房）：国際線の大型機なら1000食分搭載
非常口：全乗客が90秒以内に脱出可能
ラバトリー（化粧室）：ANAとJALには温水洗浄便座も登場
シート（客席）：軽くて丈夫、座り心地もいい
オーバーヘッドビン：ローラーバッグも楽々収納
客室照明：明るいだけでなく光の演出も
客室窓とシェード：最新鋭機787ではよりワイドに
クルーレスト：乗員休息のための「機内カプセルホテル」
［コラム］最新鋭機の客室構造：見えない快適性を追求する
Chapter4
旅客機のメカニズム
機体の全体構成：旅客機がどれも似ている理由
胴体：太さや長さ、形状
翼：揚力を生む原理と各種の翼
エンジン：配置方式やエンジンの種類など
ランディングギア：大重量、高速、そして着陸の衝撃に耐える
外部ライト：光るヒコーキ
補助動力装置：地上で電源供給するもう一つのエンジン
アンテナ、エアコン：旅客機の運航に必要な各種装備
ワイパー、ピトー管：視界の確保と速度の把握
テールスキッド、落雷対策等：より高い安全性のために
［コラム］垂直離着陸機の実現可能性：なぜ旅客機には登場しないのか？
Chapter5
旅客機のコクピット
コクピット：旅客機を飛ばす機能を集約
主要操縦装置：飛行機を意のままに操る
自動操縦装置：パイロットの意志をコンピューターに
各種表示装置：知りたい情報をわかりやすく
いろいろなコクピット図鑑：クラシック機から新世代機まで
［コラム］パイロットの訓練：機長になるまでの長い道のり
Chapter6
旅客機の性能
旅客機の大きさ：大は小を兼ねるとは限らない
航続距離：地球上のほとんどの都市へ直行可能
速度：超音速機が絶滅した理由
経済性：燃費、整備費、そして訓練費の削減
旅客機の重さ：どれだけの人、モノを積めるのか？
貨物搭載力：あなどれない床下の収容力
［コラム］整備：安全な運航を支えるために
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