著者/岩崎嘉秋:文春文庫 よみがえった空:427ページ:2008年12月 :802円(税込み)
【内容】
阿武隈山脈の上を飛ぶ飛行機を見た15歳の少年は、その日からパイロットを志した。
厳しい試験、訓練の末、見事海軍の搭乗員に。しかしそこに待ち受けていたのは死闘の大空だった。
マレー沖海戦からソロモンでの夜間爆撃、陥落寸前のマニラからの脱出行。終戦とともに空は失われた。
感動のノンフィクション。
【著者略歴】
岩崎 嘉秋
大正7(1918)年福島県生まれ。
昭和12年海兵団入団。14年第51期操縦練習生を経て航空兵に。
16年美幌海軍航空隊、18年第一航空基地隊、 1001航空隊などで勤務の後、飛行兵曹長で終戦を迎える。
戦後海上自衛隊に勤務、ヘリコプター操縦術を習得し、除隊後朝日ヘリコプター(株)に入社。
朝日航洋(株)理事、新日本国内航空(株)運航部長を歴任。
平成20年、長年の航空活動に対し、日本航空協会より航空亀齢賞を授与される。
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