形とスピードで見る:旅客機の開発史
日本航空技術協会:税込定価2,940円
著者:久世紳二
ライト兄弟以前から超大型機・超音速機まで
本書は、「形」と「スピード」をキーワードにして20世紀に出現した飛行機の歴史を解説したものです。 筆者は富士重工業、日本航空機製造でYS-11など飛行機の構造設計を手がけ、日本航空機開発協会でYX計画、YXX計画の技術開発にも従事した技術者、久世紳二氏。
久世氏がこれまで培ってきた航空機に関する豊富な知識、特に設計、構造に関した図などをふんだんに使い、さらにそれぞれの航空機の開発された状況も踏まえて旅客機を紹介しています。
高度な知識がたくさん積み込まれていますが、特に航空に関する専門知識を持たない方でも興味深くよんでいただけるユニークな書籍になっています。
【目次】
● 1. Part1 はじめに
● 2. Part2 飛行機の実現
● 3. Part3 1920年代の輸送機
● 4. Part4 1930年代の近代化革命
● 5. Part5 戦後のプロペラ輸送機
● 6. Part6 輸送機のジェット化
● 7. Part7 ジェット輸送機の進展
● 8. Part8 まとめ
● 9. Part9 超音速輸送機
● 10. あとがき
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