成山堂書店:2,808円(税込)
2012年4月:185ページ
杉山純子著:松前真二監修
格安航空会社の成長戦略:LCC時代の到来・日本の空は大きく変わる
なぜ海外においてはLCCが成長しているのか、一方でなぜ、日本では新規航空会社が成長できずにいたのか。その要因を考察し、今後日本においてLCCが成長する可能性やそのために必要な要件について論ずる。
航空業界を取り巻く現状と海外の事例を整理し、競争戦略の観点からLCC台頭の背景を分析する。
第1章【航空産業の概観】
航空産業の特性:破壊的な価格競争
規制から自由化へ
強壮の激化
第2章【諸外国におけるLCCの躍進】
LCCの概要
LCCの成長
LCCの意義や効果
第3章【LCCの成長要因】
LCCの競争戦略:破壊的イノベーション
LCCのビジネスモデル
LCCの今後に関する論点
第4章【我が国における新規航空会社の動向】
我が国における航空政策の流れ:航空産業の保護・育成から規制緩和へ
新規航空会社の参入
新規航空会社の業績等
新規航空会社の不振要因
第5章【我が国におけるLCCの成長可能性】
最近の航空市場の変化
想定されるLCCビジネスへの参入シナリオ
破壊的イノベーションによる新市場の創出に向けて
補論【我が国の新規参入会社と海外LCCとの業績比較】
我が国の新規参入会社と海外LCCとの業績比較
◆ バスよりも安い航空券が登場
◆ 成田空港が格安航空の拠点に
◆ 当日購入でも従来の半額以下
◆ 大手の格安航空券も利用価値大
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