定価1,512円(税込):132ページ
鳳文書林出版販売:河野実著
平成23年12月19日初版発行
【第1章:「安全」に関する基礎的事項】
「安全」の概念
「人間工学」の歴史
「システム分析」の歴史
「安全文化」の概念
「任務難易度」と「危険予知能力」の関係
【第2章:「航空安全」に関する基礎的事項】
「航空安全」の意義
航空事故等の要因
国際民間航空機関(ICAO)の創設
わが国における「航空管制」の歴史
【第3章:航空事故から学ぶ「教訓」】
滑走路上における「航空機同士の衝突」:テネリフェの惨事(1977年)
飛行中における「山岳への衝突」:ウェザー山の悲劇(1974年)
飛行中における「鳥との衝突」:ハドソンの奇跡(2009年)
【第1章:新たな「安全文化」の創造・醸成に向けて】
カンタス航空の「安全文化」に学ぶ【後書き】
新たな「安全文化」の創造・醸成に向けて
主要な参考文献・引用文献
人名索引
【著者プロフィール】
1950年:北海道上川郡東鷹栖村(現在の旭川市)に生まれる。
1968年:北海道立札幌南高等学校卒業。
1972年:防衛大学校(基礎工学専攻)卒業後、陸上自衛隊に入隊
1979年:防衛大学校理工学科研究科(オペレーションズ・リサーチ専攻)修了。
1988年:アメリカ国防システム管理大学「多国間国際共同研究開発マネジメント課程」修了。
2006年に退官するまでの間、第一線飛行部隊のパイロット及び指揮官、並びに航空管制・気象部隊の指揮官などを務めるほか、わが国初の純国産ヘリコプター「OHX」の設計・試作及び試作機の飛行試験に従事する。
現在、三菱重工株式会社名古屋航空宇宙システム製作所において、非常勤嘱託を務める。
著書に、「古代からの垂直飛行への挑戦、そしてヘリコプターの未来:安全・安心な社会の構築に向けて」(鳳文書林、2010年)がある。
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