発行所:星林社
編者:北澤一郎
特別協力:財団法人日本科学技術振興財団「航研機」復元プロジェクト推進室
定価3,000円 (税別):[税込み価格 3,150円]
163頁・平成15年8月8日 初版発行
1938年5月15日、東京帝国大学航空研究所の長距離機、略して航研機が、周回航続距離の世界記録を樹立した。1938年5月13日から15日までの3日間、木更津、太田、平塚の3地点を周回するコースを1000m〜2000mの高度で飛び続け、周回航続距離1万1651km、時速186kmの記録を打ち立てたのである。
ここに収められた歴史的写真の数々は、手探り状態で日本人独自の技術によって国産航空機を製作し、果敢にも欧米先進国の樹立した世界記録に挑戦した先人達の残した技術遺産を詳細に撮影した貴重な資料である。
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