東京堂出版:155頁 元気象庁長官・立平良三著:定価3,456円(本体3,200円)
インターネット天気情報の利用
レーダー画像を利用する上で必要な気象学の知識を概観し、注意点・着目点を解説。
雷雨、集中豪雨、台風などの重要な天気現象を例にとり、レーダー画像からどのようにして利用価値のある情報を引き出せるかを具体的に説明する。
【目次】
第1部
気象レーダーの基礎知識(レーダーエコーを上手に利用するために)
レーダーエコーの画像表示
気象レーダーの歩み(戦争がレーダーを生んだ?)
レーダー観測のメリット、デメリット
レーダー電波の伝搬経路(レーダーの泣き所)
レーダーで雨量を測る
天気予報へのインパクト
第2部
レーダーエコーの実例
局地的なエコーパターン…11例
大規模なエコーパターン…8例
エコーパターンの短時間予報…3例
【著者略歴】
立平 良三
1953年京都大学理学部地球物理学科卒業。
気象庁に入る。富士山レーダー係長、予報課長、福岡管区気象台長、予報部長、気象庁長官、電気通信大学教授を経て、現在、(財)気象業務支援センター顧問。
理学博士(京都大学)。
専門はレーダー気象学、天気予報技術。
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