イカロス出版:諸星廣夫(元日本航空機長)著 334ページ:1,944円(税込み)
連続事故、ハイジャック、あわや大事故寸前のテストフライト、そしてVIPフライト、開港前の成田、関西調査フライトなど、DC-4からボーイング 747、DC-10まで、JAL歴代旅客機のコクピットに座り続けたグレート・キャプテンが綴る空の実録。
【斎藤茂太氏の本書に寄せた序文より】
戦後のわが国民間航空は栄光と挫折がちりばめられている。我々はその「表」だけしか知らない。著者はその「裏」を「コックピット」から物語っている。まさに本書はその歴史の表はもちろん、表に出ない「裏面史」そのものである。
【著者略歴:諸星廣夫】
1931年生まれ・山梨県出身・1957年運輸省航空大学校本科二期卒業・同年日本航空株式会社入社・1958年ダグラスDC-4副操縦士・1964年ダグラスDC-6B機長・その後、コンベア880、ダグラスDC-8、ボーイング747、ダグラスDC-10の機長を歴任・1989年ジャルフライトアカデミー社長・1991年日本航空株式会社定年退職・1994年ジャルフライトアカデミー退社・1995年から航空評論家として現在に至る。
総飛行時間:16,745時間(うち機長としての飛行時間11,425時間)
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