鳳文書林出版:税込2,052円(本体価格:1,900円)
2014年2月 :141ページ
著者:渡邊英一
日本航空で長くパイロットとして活躍され、ボーイング777では初代部長を務められた渡邊英一氏の新刊「乗員からみた航空輸送の歴史」が発行されました。
レシプロ星形エンジン機から最新鋭機まで、戦後の航空輸送を支えてきた数々の機種に乗務された氏ならではの体験を踏まえた内容となっております。
【内容】
戦後の航空機材と乗員
通信士、航空士、機関士
第1〜第3世代機と乗員
日本アジア航空にみる路線権益
路線と乗員の勤務
第四世代機(B767〜)と乗員の役割の変化
事業形態の多様化
航空機整備の変遷と将来
B787の概要
これからの乗員訓練と資格審査
LCCと航空輸送事業の将来
これからの乗員に求められる適性(一考察)
参考資料
【推薦の辞】萩尾裕康(日本航空協会副会長・元日本航空運航担当役員・前日本航空機操縦士協会会長)
航空大学校の半期後輩の著者とは、DC8以降は別機種に乗務しましたが、彼は多くの機種を担当し、乗務以外に仕事の種類も多く、広く経験を積んでいました。
本書は、初期の先輩方のチャレンジしてきた姿や、現在の運行形態に至った歴史など、現役のパイロットにも興味のある参考になる話が多く含まれているのではないでしょうか。
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