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航空従事者 自家用操縦士(飛)(回)学科試験問題:法規・2001年11月

■資格

自家用操縦士(飛)(回)
■題数及び時間:20題・40分
■科目:法規[科目コード:04]
■記号:A4CC0401B0

◎注意

(1)「航空従事者学科試験答案用紙」(マークシート)の所定欄に、「受験番号」、「受験番号のマーク」、「科目」、「科目コード」、「科目コードのマーク」、「資格」、「種類」、「氏名」及び「生年月日」を記入すること。

「受験番号」、「受験番号のマーク」、「科目コード」、「科目コードのマーク」の何れかに誤りがあると、コンピュータによる採点処理が不可能となるので当該科目は不合格となります。

(2)解答は、「航空従事者学科試験答案用紙」(マークシート)に記入すること。

◎配点:1問 5点
◎判定基準:合格は100点満点の70点以上とする

問1  国土交通省令で定める航空保安無線施設に該当しないものはどれか。

(1) 計器着陸用施設
(2) 距離測定装置
(3) 無指向性無線標識施設
(4) 着陸誘導レーダー

問2  国土交通大臣の許可が必要なもので正しいものはどれか

(1) 航空機からの物件の投下
(2) 航空機による物件の曳航
(3) 航空運送事業の用に供する航空機の編隊飛行
(4) 全ての空域で行う曲技飛行

問3  耐空証明について、正しいものはどれか。

(1) 用途を指定する場合は、航空機の種類と運航形態を明らかにするものとし運用限界は飛行規程の必要項目を指定する。
(2) 用途は航空機の使用目的を明らかにするものとし、運用限界は耐空類別を指す。
(3) 用途を指定する場合は、航空機の耐空類別を明らかにするものとし、運用限界は航空権の限界事項とする。
(4) 用途は航空機の種類、等級及ぴ型式を明らかにするものとし、運用限界は飛行規程の中の該当する章を指定する。

問4  飛行計画について正しいものはどれか。

(1) VFRで飛行する場合は全て飛行計画を通報する。
(2) VFRで飛行する場合は飛行計画を通報しなくてもよい。
(3) 管制区叉は管制圏以外の空域を飛行する場合は飛行計画は通報しなくてもよい。
(4) 場外離着陸場を離陸し、半径9km以内の範囲を飛行し、当該場外離着陸場に着陸する場合は飛行計画を通報しなくてもよい。

問5 進路権に関する記述で、誤りはどれか。

(1) 正面又はこれに近い角度で接近する飛行機と、動力で推進している滑空機相互間にあっては、互いに進路を右に変えなければならない。
(2) 前方に飛行中の航空機を他の航空機が追い越そうとする場合には、後者は前者の左側を飛行しなければならない。
(3) 進路権を有する航空機は、その進路及ぴ速度を維持しなければならない。
(4) 飛行中の同順位の航空機相互間にあっては、他の航空機を右に見る航空機が進路を譲らなければならない。

問6  航空機に装備する救急用具の点検期問で正しいものはどれか。

(1) 落下傘・・・・・・・・・・・180日
(2) 救命胴衣・・・・・・・・・・180日
(3) 非常信号灯・・・・・・・・・180日
(4) 救急箱・・・・・・・・・・・180日

問7  航空機の変更登録について誤りはどれか。

(1) 航空機の定置場を変更した場合に変更登録をおこなう。
(2) 航空機の所有者の変更があった場合に変更登録をおこなう。
(3) 航空機の所有者の住所が変更された場合に変更登録をおこなう。
(4) 航空機の所有者の名称が変更された場合に変更登録をおこなう。

問8  航空機(滑空機を除く)に備え付ける書類について誤りはどれか。

(1) 航空機登録証明書
(2) 耐空証明書
(3) 搭載用航空日誌
(4) 発動機航空日誌

問9 飛行の進路が交叉するか又は近接する場合における航空機相互間の進路権の順位について、正しいものはどれか。

(1) ?@ 滑空機 ?A 回転翼航空機 ?B 物件を曳航している航空機 ?C 飛行船
(2) ?@ 飛行船 ?A 滑空機 ?B 動力で推進している滑空機 ?C 物件を曳航している飛行機
(3) ?@ 滑空機 ?A 物件を曳航している航空機 ?B 飛行船 ?C 動力で推進している滑空機
(4) ?@ 滑空機 ?A 飛行船 ?B 回転翼航空機 ?C 飛行機

問10 航空機の国籍記号について、正しいものはどれか。

(1) 装飾体のローマ字の大文字で表示しなければならない。
(2) 装飾体でないローマ字の小文字で表示しなければならない。
(3) 装飾体のローマ字の小文字で表示しなければならない。
(4) 装飾体でないローマ字の大文字で表示しなければならない。

問11 3,000m未満の高度で飛行する場合の有視界気象状態について、誤りはどれか。

(1) 管制区又は管制圏を飛行する場合の飛行視程は5,000m以上である。
(2) 管制区及び管制圏以外の空域を地上又は水面から300mを越える高度で飛行する場合の飛行視程は1,500m以上である。
(3) 航空機からの垂直距離が上方に300m下方に150mの範囲に雲がないこと。
(4) 航空機からの水平距離600m以内に雲がないこと。

問12 滑空機以外の航空機が曲技飛行を行うことができる高度は、当該航空機を中心として次のうちどの高度か。

(1) 半径300mの範囲内の最も高い障害物の上端から300m以上の高度
(2) 半径400mの範囲内の最も高い障害物の上端から400m以上の高度
(3) 半径500mの範囲内の最も高い障害物の上端から500m以上の高度
(4) 半径600mの範囲内の最も高い障害物の上端から600m以上の高度

問13 航空業務でないものはどれか。

(1) 航空機に乗り組んで行うその操縦
(2) 整備又は改造をした航空機について行う確認
(3) 航空交通管制業務の実施
(4) 航空機に乗り組んで行う無線設備の操作

問14 有視界飛行方式により飛行する航空機の最低安全高度の組み合わせで正しいものはどれか。

イ 人又は家屋の密集している地域の上空にあっては、当該航空機を中心として水平距離「A」メートルの範囲内の最も高い障害物の上端から「B」メートルの高度
ロ 人又は家屋のない地域及ぴ広い水面の上空にあっては、地上又は水上の人又は物件から「C」メートル以上の距離を保って飛行することのできる高度
ハ イ及びロに規定する地域以外の地域の上空にあっては、地表又は水面から「D」メートル以上の高度

  「A」    「B」   「C」   「D」

(1) 300    300    100    100
(2) 600    300    150    150 
(3) 300    150    100    100 
(4) 600    150    150    150

問15 航空法で定める「粗暴な操縦」でないものはどれか。

(1) 運航上の必要がない低空飛行い。
(2) 速度を変更する飛行
(3) 高調音を発する飛行
(4) 急降下飛行

問16 次の文章の空欄に入る言葉で正しい組み合わせはどれか。

航空機の「ア」を行っている者(航空機の練習をし又は計器飛行等の練習をするためその操縦を行っている場合で、その練習を監督する者が同乗しているときは、その者)は、航空機の「イ」は、航空法第96条第1項の規定による国土交通大臣の指示に従っている航行であるとないとにかかわらず、当該航空機外の物件を視認できない気象状態の下にある場合を除き、他の航空機その他の物件と「ウ」しないように見張りをしなければならない。

(1) ア 練習  イ 飛行中  ウ 衝突
(2) ア 練習  イ 飛行中  ウ 接触
(3) ア 操縦  イ 航行中  ウ 接触
(4) ア 操縦  イ 航行中  ウ 衝突

問17 計器飛行証明を受けていなくても実施できる飛行は次のうちどれか。

(1) 計器航法による飛行で国土交通省令で定める距離または時間を超えない場合
(2) 計器飛行
(3) 計器飛行方式による飛行で国土交通大臣の許可を受けた場合
(4) 航空交通管制区以外の空域での計器気象状態における飛行

問18 自家用操縦士の資格を有する者の航空身体検査証明の有効期間で正しいものはどれか。

(1) 6ケ月
(2) 1年
(3) 14ケ月
(4) 2年

問19 航空従事者の資格で誤りはどれか。

(1) 航空通信士
(2) 三等航空運航整備士
(3) 自家用操縦士
(4) 二等航空士

問20 航空法で定める「夜間」とは次のうちどれか。

(1) 日没前30分から日出後30分までの間
(2) 日没から日出までの間
(3) 日没後30分から日出前30分までの間
(4) 日没後1時間から日出前1時間までの間

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